平成29年05月20日 農業塾卒業生に向けたフォローアップ研修会

 

 当EMネット神奈川が主催する有機農業実践塾の「フォローアップ研修会」が5月20日午後1時半から鎌倉市大船の日向建設会議室で行われました。

 実践塾は、昨年までに9期生約120人の塾生を送り出していますが、その後活動を通してつながっている卒塾生が一部であることや新規入塾希望者が減少していることから今回のフォローアップを企画しました。

 

 始めに、川島勝徳理事長は「有機農業の良さを体験してもらおうと開講した実践塾ですが、今一度内容を見直して、参加希望者のニーズに応える講座を目指しています。そのためにもOBの皆さんの声を聴き、勉強会を重ねて次へのステップにしたい」と挨拶しました。この日参加した元塾生は11人で、皆さん継続して家庭菜園等でEM技術を応用している実践者でした。

 (株)EM研究所の津曲 徹氏による講座「EM資材の基礎知識―家庭菜園でEM資材を効果的に使用するには」の前に、高知県土佐町で10年前に開校した有機のがっこう「土佐自然塾」(山下一穂塾長)のビデオを20分間鑑賞しました。

 同自然塾は有機農業の後継者育成を目指して県と民間が協力して立ち上げたもので、1年間の寮生活を経験、10年間で100人の卒業生を送り出しましたが残念ながら昨年10期生を最後に閉校しました。有機農業の奥深さと感動を得られるをビデオでした。

  津曲さんは、「健全な野菜づくりのポイントは、根っこが張れる土づくりです」「根を張らせるには、水はけ、水持ち、空隙の確保などの物理性の改善が必須」と話し、根の伸長に影響を与える有機物としてアミノ酸を多く含む草質堆肥やボカシなどの発酵肥料の優位性を説明しました。

 また、「EM資材を使って品質を高め、抗酸化力に優位差が出ることで、病害虫が減少する」と説きました

たくさんのご意見ありがとうございます。


質疑応答に続いて行われた元塾生から農業塾への意見は次の通りです。
① 農業塾の学習方法が、基礎からではないので難しかった。(農業経験を前提にしている?)
② カリキュラムが不完全で系統だった学習ができなかった。
③ EMネット神奈川という組織がよく分からない。(EMと冠が付く団体、グループが多く、区別ができない?)
④ EMは高いというイメージがある。販売する際にもっと説明したらよいのではないか。(培養することで格安な資材になることなど?)
⑤ EMの情報を得てから、農業活用までのアクセスが不備。有機農業をやりたい人は多くいるはずで、その人達がアクセスしやすいように工夫してほしい。
⑥ EMの使い方と作物の育て方を並行して学べたので良かった。
⑦ EMを知らないで、よい野菜作りに魅かれて参加したが、塾で納得いく学びが得られなかった。

2017年06月28日